ガンとわかったら読む本 専門医が教えるガン克服の21ヵ条

ガンとわかったら読む本

発売から4年以上経っても売れ続ける、読者の60%が「星5つ」の高評価をつけた良書
読者の60%が、星5つの高評価をつけた理由とは・・・?

カズヤス

本書は、YouTubeやブログの情報発信でおなじみの、外科医・がん専門医 佐藤典宏先生の著書です。

がんの「告知後」「手術前」「手術後」「再発時」などのプロセスに分けて、がん専門医ならではの具体的・実践的なアドバイスが書かれており、がん患者やご家族が、ずっと手元に置いておきたくなる良書です。


本書籍は2018年6月16日の発売ながら、2022年9月現在もAmazon 売れ筋ランキング31位(ガン関連書籍)に入るロングセラー書籍です。

この書籍を読んだら分かること

カズヤス

前立腺ガンを告知されたものの、主治医の治療方針に納得がいかず悩んでいた時期にこの本を読みました。

医学的なアドバイスだけでなく、
・2週間を目安に気持ちを立て直す
・病院の信頼性はここを見て判断しよう
・主治医との相性はどう確認するか?

などの項目は、本当に役立つものでした。

ガンの告知を受けたとき、私も頭の中が真っ白になり、告知された内容が信じられず、かなり動揺しました。

相手は(ヘンな言い方ですが)プロの医者ですから「言葉づかい」や「治療の方針」に素直に納得できないのは「自分が間違っているのではないか?」と不安になったり、自分は間違っていないとしても「他の医者に相談するアテもない」と孤独を感じたりしました。
そんな時期にたくさん読んだ本の中の一冊がこの書籍です。

ガンの専門医が、主治医とは違った観点から「考え方」や「行動の仕方」を教えてくれるので、本書は「セカンドオピニオンのかたまり」と言えます。

本書の内容が「あなたの主治医の意見」と違っていたら、あなたには「新しい選択肢」が増えることになるわけです。

カズヤス

あなたが、がんで悩んでいるなら、専門医のアドバイスを知りたいなら、本書が必ず役に立つと思います。

がんの「告知後」「手術前」「手術後」「再発時」など、がん患者のプロセス別に、がん専門医ならではの具体的・実践的なアドバイスが書かれており、がん患者やご家族がずっと手元に置いておきたくなる良書です。

ガンとわかったら読む本 目次

カズヤス

目次を見ていただければ、まさに現在「迷っていること」「決断しなければならないこと」について、本書が「かゆいところに手が届く」明快なアドバイスに満ちていることが一目瞭然でおわかりいただけると思います。

第1章 告知されたときに知っておくべき7つのこと

1)「がん=死」 の認識を改める

・誤ったイメージが植え付けられてきた
・ガンになっても6割の人は治る
・2週間を目安に気持ちを立て直す

2)病院選びを間違えない

・ 意識すべき3つのポイント
・ 病院の信頼性はここを見て判断しよう
・ 自宅からの距離はやっぱり重要
・ 最終的に自分で決断すること

3)主治医の専門性と治療方針をチェックする

・ 信頼できる主治医の探し方
・ 主治医との相性はどう確認するか?
・ 主治医に必ず確認すべき10項目
・ 治療法その場で決めてはいけない
・ ネットで情報を集める際の注意点
・ 他の患者やサバイバーから情報を得る

4)ガイドラインが正しいとは限らない

・ 三大治療のメリットとデメリット
・ ガイドラインに沿った治療法が示される
・ ガイドラインが絶対ではない理由とは?
・ ガイドラインに従うべきか熟慮を要するケース

5)「 先生にすべてお任せ」 ではダメ

・ セカンドオピニオンをとるべきか?
・申し出るタイミングと別の病院の選び方
・ セカンドオピニオンにはデメリットもある

6) 非標準治療を過信するのはハイリスク

・ 標準治療か、非標準治療か
・ 代替医療だけに頼ると死亡率が高まる
・ 治療の主体はあくまで自分自身

7) 余命は聞くな

・「 余命3ヶ月= あと3ヶ月の命」 ではない
・ ステージ4から克服する人は意外と多い
・< 参考資料> 信頼できるガンの本とウェブサイト

第2章  手術前にしておくべき7つのこと

1) 手術ができることにまず感謝する

・ 麻酔や手術に耐えられるのは喜ばしいこと
・ 必要以上に怖がらなくていい
・ 手術に向けていかに準備できるかが重要

2) 手術日まで安静にするな

・ ガンに安静はむしろ弊害
・ 術後の感染症や合併症を防ぐ「プレ・リハビリ」
・ 手術前からスクワットを始めよう

3) タンパク質を意識的に摂取する

・ 術前の玄米菜食やゲルソン療法はNG
・ 食欲がなくてもタンパク質がとれるレシピ
・ プロバイオティクスで腸内環境を整える

4) 体をしっかりとデータ管理する

・ 栄養状態の 指標「PNI」とは?
・PNI の値が低い人ほど予後が悪くなる
・ 持病の対策・コントロールも忘れずに

5) 忘れてはいけない口腔ケア

・ 口腔内の細菌が術後の合併症を招く
・ 2週間の禁煙でも合併症は減らせる

6) ガン治療の大敵「サルコペニア」に注意

・ 死亡率が2~3倍に高まる
・ サルコペニアが疑われるサインとは?
・ サルコペニアを防ぎ改善する方法

7) 完治の具体的なイメージを描く

・ガンが根治した未来の自分を思い浮かべる
・ アファメーションの勧め
・ 手術前にやるべき10ヵ条

第3章 手術後に心がけるべき7つのこと

1)手術翌日から離床を目指せ

・ 術後も安静にしていてはいけない
・ 1日でも早く退院することを目標に
・ がんの再発を防ぐ生活習慣とは?
・ 早期の社会復帰が治療の効果を上げる

2) 抗がん剤と上手に付き合う

・「 抗がん剤=毒」 のイメージはどこから来たか?
・ 大きく変貌する近年の抗がん剤治療
・ 新しい抗がん剤「分子標的治療薬」

3) 気づきの重要性に気づく

・ ガンの否定的な側面にとらわれない方法
・ ガンになってよかったことリスト
・ 自分の役割を放棄しない
・ ガンになった原因をもう1度考えてみる

4) 免疫力を自分で高める

・ ガン細胞と戦う免疫のメカニズム
・ ストレスを減らす7つの方法

5) ガンを再発させない食事

・ 手術後は糖質を減らして野菜を増やす
・「ゆるい糖質制限食」がおすすめ
・ 抗ガン作用の強い野菜ベストテン
・ 夜間の絶食時間を13時間以上保つ

6) 不当に高いサプリメントには手を出すな

・ 怪しい「がんビジネス」に注意しよう
・ ガンの治療効果を高める4つのサプリメント
・ 筋肉の維持増強に役立つサプリメントも活用

7) もし再発してもあきらめない

・「ガン再発=死が近い」の認識を改める
・ 再発ガンにも対応可能な治療が増えた
・ 治療が効かなかったガンを叩く夢の薬
・ ガンは個別化医療の時代へ
・ 今までの努力には意味と意義がある

この書籍の著者について

本書は、
・YouTube「がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ」(登録者数 6.8万人)
・ブログ「がん」をあきらめない人の情報ブログ 外科医による「がんに負けない心と体の処方箋」
でおなじみの、外科医・がん専門医 佐藤典宏先生の著書です。

佐藤典宏(さとうのりひろ)氏

1968年、福岡県生まれ。
93年、九州大学医学部卒業。
外科医として研修後、九州大学大学院へ入学。
学位(医学博士)を取得後、2001年から米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部に留学し、ガンの分子生物学を研究。
06年より九州大学腫瘍制御学助手、
12年より産業医科大学第1外科助教を経て、現在は産業医科大学第1外科講師、外来医長。
膵臓ガンを中心に1000例以上の外科手術を経験し、日本外科学会、日本消化器外科学会専門医・指導医の資格を取得。
外科医としての経験、研究者としての知識、及び日本の医療の利点・欠点を踏まえた独自の視点から、患者本位のガン治療を目指している。
ガンの患者に役立つ情報を提供するため、16年にブログを開設。月間10万ページビューを超える人気ブログとなっている。

この書籍は、こんな方におすすめです!

著者である佐藤典宏氏が、次のような方に読んでいただきたいと書いておられます。

  • ガンの告知をうけて落ち込んでいる人
  • ガンの治療法の選択で悩んでいる人
  • セカンドオピニオンを考えている人
  • ガンの手術を控えた人
  • ガンの手術を受けた人
  • 抗ガン剤治療中の人
  • ガンの再発・転移を防ぎたい人
  • ガンが再発した人
  • ガンに効く食事療法やサプリメント(栄養補助食品)を探している人


発売から4年以上経っても売れ続け、読者の60%が「星5つ」の高評価をつけた良書、ぜひあなたもお読みください。

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