前立腺の検査を受けに大学病院へ 2 主治医への「違和感」が高まる

主治医への違和感

前立腺がんの検査で、主治医に「違和感」を感じたらどうしますか?

私は前回の診察で主治医であるA医師に「違和感」を感じました。
しかし気を取り直して、A医師の指示どおり前立腺MRI検査を受け、結果を聞きに行ったのです。

そしてA医師に、更に「大きな違和感」を感じることになりました。

カズヤス

主治医に対する「違和感」は、その後「不信感」に変わりました。
私は、後日に転院(病院を変える)することになります。
それまでのA医師とのやりとりを記録しておこうと思います。

※ これは、あくまで私の事例ですが、同じようなお悩みを持つ皆さんのご参考になる点があれば幸いです。

主治医に感じた「違和感」がさらに大きくなる

A医師は前回同様、コンピュータ画面の方を向いたままです。
前立腺MRI検査の結果を見ながら、私に前立腺の生体検査(以降、前立腺生検)を受けるように勧めています。

しかし私は、2回めの前立腺生検(2年前に他府県で受けた)で「次はPSA値が15になるまで前立腺生検は必要ない」と言われていたので、内心は受けたくありません。

A医師

これは、前立腺生検を受けてもらわないとダメですね。(理由は説明なし)
え!
先生、私は2年前にも前立腺生検を受けていて「次はPSA値が15になるまで前立腺生検は必要ない」と言われて・・・

カズヤス

A医師

ハイ!わかりました。
私は、今回の前立腺MRIの結果を見て「癌の疑いがあるので、前立腺生検を受けた方が良い」と言っているんです。
2年の間に、そんなに悪化しているのですか?

カズヤス

A医師

そういうことですね。
大丈夫ですよ、今までと同じように癌はどうせまた見つかりませんよ。
あぁ、そうなんですか・・・。

カズヤス

私は釈然としないまま、結局、前立腺生検を受けることにしました。

「どうせまた見つかりませんよ」って何?

話が矛盾している!

あとで冷静に考えると、A医師が言っていることは矛盾しています。

話が矛盾している!?
  • MRI検査の結果、前立腺生検をするべき状態
  • 前立腺生検をしても、癌は「どうせまた見つからない」

このA医師の言葉は2つの解釈ができます。
「良い解釈」と「悪い解釈」です。

良い解釈では「安心のため、念のため前立腺生検をしておきましょう」と言っています。
悪い解釈では「恐怖をあおって、前立腺癌の検査をさせようとしている」とも解釈できます。

カズヤス

加えて「次はPSA値が15になるまで前立腺生検は必要ない」という、2回目の前立腺生検の結果とも一致していませんよね。

言葉づかいがおかしい!

結局、私はA医師に押される形で、前立腺生検を受けることにしました。

それにしても「どうせまた見つかりませんよ」って言い方、おかしくないですか???

カズヤス

受けようとしているのは「前立腺がん検査」ですよ?
「どうせ」って、何なのでしょうか?

前立腺生検の費用 診察2回目(3割負担)

今回の前立腺MRI検査と診察で、支払った費用は次のとおりです。

支払先 今回の金額
病院に支払った診察費用
8,680円
薬局に支払った保険調剤費用
0円
合計
8,680円

前立腺生検までの費用、検査と診察2回目までの累計金額です。

支払先 累計金額
病院に支払った診察費用
9,950円
薬局に支払った保険調剤費用
0円
合計
9,950円

カズヤス

病院の医師は「〇〇の検査を受けてください」と気軽に言うけれど、事前に検査の費用が分からないのは困りますよね。

がん検査だから、受けないわけにいかないので、言わば「値札を見ずに買い物をする」ような気分ですね。(笑)