前立腺の検査を受けに大学病院へ 「何だ?この医者!」の違和感が・・

医者への不信感

前立腺の検査を受けるため、紹介状をもって、私立大学病院の泌尿器科に行きました。
1年目1月27日のことです。

健康診断でPSA検査の数値が12.9と高く、精密検査を勧められ、さらに精密検査を受けた地元のクリニックでも、大きな病院へ行くことを勧められたからです。

私の主治医となる医者(以降「A医師」とします)とは、そのとき初めて会いました。

カズヤス

でも、A医師はちょっと嫌な印象で・・・相性があわない感じでした。

病院で感じた違和感 「何だ?この医者!」

A医師の病院はとても大きな病院で、地元では最新の設備があることで有名です。

私も、前立腺の検査に行く以上は、万一のことを考えて手術用ロボット「ダビンチ」がある病院を選んで紹介してもらったのです。

ところが・・・

時間を守る気がない?

その大学病院までは、私の自宅から車で1時間弱かかります。
初診の日は事前手続も多いので、診察予約時刻の2時間前に自宅を出発して、診察予約時刻の30分前に泌尿器科につきました。

待合室のモニターに表示された順番を見ると、外来で診察中の医師4~5人の中で、私が診てもらうA医師だけ明らかに待っている患者数が多い。

待合室で待っている患者さんには年配の方も多く、杖をついて歩いている方もいます。診察室への出入りにも時間がかかるため、待つのは仕方ありません。

結局、予約した時刻になっても順番待ちは改善されず、コロナ禍のご時世に混雑した待合室で1時間半も過ごしました。

「長時間を待って治療が数分」というのは大きな病院では昔からよくあることです。また、1時間半待った内の30分は、私が早めに来たせいだから仕方ありません。

それでも、説明もないまま「予約時間から1時間待ち」というのは病院以外の「商売」ではあり得ないことですね。

本当に具合が悪いときは、病院で待てないような気がしました。

カズヤス

最新の医療設備やシステムが導入されていても、運用がこんな状況では先が思いやられますね。

何だ?この医者!

結局、私は家から3時間かけてやっと診察室に入りました。

初めて会ったそのA医師は、とても早口で、焦っている印象
「多くの患者を診察すること」を優先しているようです。

挨拶のときだけチラリと私の顔を見ましたが、あとはコンピュータの画面を見ながらキーを打ち続けているのです。

私は、A医師の横顔に向かって、経緯を説明し始めました。

  • 今まで前立腺生検を2回行い、癌は見つからなかったこと
  • PSAが15になったら3回めの前立腺生検を行うよう言われていること
  • 今回は、転居先で健康診断したため、精密検査をすることになったこと など

しかしA医師は私の話には応答せず、「ハイ!わかりました。」と話を遮って、検査の話をはじめました。

A医師

ハイ!わかりました。

検査をしますので「検査日」と「結果を聞きに来る日」の、可能な日を2つ言ってください。
◎月△日でどうですか?


会話になっていないので、私はちょっと慌てました。

え!どんな検査ですか?
時間はどれくらいかかるのですか?

カズヤス

A医師

検査については、あとで看護師から説明します。
検査日は◎月△日、結果を聞きに来るのは◎月◆日で予約しました。
じゃ、そういうことで!




主治医に感じた「違和感」

・・・診察室にいたのは、実に2分ほど。
大きな病院ではよくあることですから、我慢しなければならないと考えました。

しかし、患者の話を最後まで聞かない点には違和感しか感じません。

医師の立場では、毎日たくさんの「がん」予備軍の患者に接しているかもしれないけれど、態度がいかにも素っ気ない。

たしかに私は大勢の患者の中の一人にすぎないのですが、もう少し患者の気持ちも考えて接してほしいと思いました。

私が、主治医に感じた「違和感」

  • 患者の顔を見ないで話す
  • 患者の話に応答しない
  • 患者を思いやる言葉もない
  • 検査内容も説明せず日程を決める

こんな「流れ作業」のようなプロセスには、医師免許など必要ないのでは?と感じました。

初日の診察は、単に「検査のレールに乗せられただけ」という印象です。

予約時間から1時間待たされて、これ???

カズヤス

後日わかったことがあります。
A医師はいつも「ハイ!わかりました。」と患者の話を「遮って」話し、
じゃ、そういうことで!」で診察を終える、という2点です。(笑)



一流患者と三流患者

診察室を出てから、たくさんの疑問がわいてきました。

  • A医師は、診察が遅れて焦っていたのか?
  • 他の患者には、もっと時間をかけているのか?
  • なぜ、私は2~3分で終わったのか?
  • なぜ、会話にならなかったのか?
  • 予定を入れるだけなら、電話で良いのでは?

自分の言い方や、医者への接し方が良くなかったのか?と、反省のようなことまで考えました。

でも後日、ある文庫本を読んで、たいへん救われました。
同じような経験がある方や、お医者さんとの接し方で悩んでいる方にお勧めします。

一流患者と三流患者 医者から最高の医療を引き出す心得(感想ページへ)
文庫本だから、すぐ読めて、たいへん参考になりました。




診察後に考えたこと

当日は「不満ばかり言っても仕方がない」と、少し別の視点で考えてみました。

  • たまたま今日だけ、そうだったのではないか?
  • 患者が多いのは、人気があるということではないか?
  • 第一印象が悪くても、治療の腕が良ければよいではないか!

と自分を励ましながら、会計窓口へ向かいました。

カズヤス

診察初日に感じた「違和感」は、やがて「不信感」となり、私は転院(病院を変える)をすることとなります。

それについては、追って書きますね。



前立腺生検の費用 診察1回目(3割負担)

医者と2分しか話していなくても、検査の予定を入れるだけでも、診察費用はキッチリ請求されます。

今回の診察で、支払った費用は次のとおりです。
下記には尿検査の費用が含まれています。

支払先 今回の金額
病院に支払った診察費用
1,270円
薬局に支払った保険調剤費用
0円
合計
1,270円

前立腺生検までの費用の累計も同じ金額です。(診察1回目のため)

支払先 累計金額
病院に支払った診察費用
1,270円
薬局に支払った保険調剤費用
0円
合計
1,270円

カズヤス

でもまぁ、診察1回あたり、これくらいの金額で済むのであれば気軽に診察に通えますね!