前立腺癌 ホルモン療法 副作用の記録 ~1ヶ月めの感想

ホルモン療法の体験談

こんにちは! カズヤスです!

9月26日に泌尿器科クリニックへ行ってきました。
前立腺癌ホルモン療法の薬を飲み始めて1.5ヶ月、そして第1回の注射をして1ヶ月経ったからです。

カズヤス

このページでは、私が経験した前立腺癌のホルモン療法について、
・ホルモン療法の内容
・主治医とのやりとり
・前立腺癌のホルモン療法の副作用

などを体験談として記録しています。

同じ病気に悩む皆様の参考になれば幸いです。

前立腺癌 ホルモン療法の内容(私の場合)

私の前立腺癌 ホルモン療法は、2年間続ける予定で、
1)毎日服用する薬(ビカルタミド 80mg・・・1.5ヶ月前に開始)
2)12週ごとの注射(リュープリンSR11.25mg・・1ヶ月前に実施)
をあわせて行っています。

※ 私は、半年後に予定されている「前立腺癌の陽子線治療」を受けるために、ホルモン療法を行なっています。




前立腺癌ホルモン療法 主な副作用

前立腺癌のホルモン療法では、次のような、多岐にわたる副作用があるそうです。

ほてり、頭痛、発汗、肝機能障害、性欲減退、勃起障害、女性化乳房、乳房痛、精巣萎縮、貧血、骨粗鬆症、肥満、糖尿病、心血管疾患、筋肉減少、認知機能の低下、うつ傾向、などがあります。女性の更年期症状と一部は似ています。ホルモン療法の副作用の多くは、(可能であれば)ホルモン療法を休止することにより改善しますが、なかには女性化乳房のように不可逆的な変化もあります。

※東北大学大学院医学系研究科のホームページより引用



前立腺癌ホルモン療法の副作用(1ヶ月め)

私が今、ホルモン療法の副作用と感じているのは、次の2つです。

前立腺癌ホルモン療法 1ヶ月めの副作用
1)筋肉減少(主に、太ももと腕)
2)肥満(お腹と胸が「ぽっちゃり」)

筋肉減少(主に、太ももと腕)

副作用で筋肉減少ホルモン療法を始めてから、歩くこと、階段の昇り降りで、筋肉の減少を実感します。
それも、かなり急激な減少です。

これについては、正直なところ、
・60代で年を取ったせいなのか?
・ホルモン療法の副作用なのか?

が微妙なところです。

最近は、ウォーキングやショッピング・モールの買い物など、長く歩くと脚の疲れを感じることがすごく増えました。

カズヤス

長年「水泳」と「ウォーキング」を趣味としてきたのですが、脚の筋肉が弱るとどちらも億劫になります。困ったことですね。

肥満(お腹と胸が「ぽっちゃり」)

副作用でポッチャリ体内のホルモンバランスが変わって、男性ホルモンが少なくなってくると「皮下脂肪が増える」という現象が起きます。
簡単に言うと「ぽっちゃり」するわけです。(笑)

「これ以上のぽっちゃり体型」は回避したいと、ダイエットに励み、体重を3kg落としたのですが、胸とお腹の皮下脂肪は以前より増えています

カズヤス

歯磨きをしていると「胸とお腹」がポヨヨ~ンと(少しですが)左右に揺れているのです。面白いような、悲しいような・・・(笑)




前立腺癌ホルモン療法 主治医のコメント

診察時に泌尿器科の主治医から、

1)ホルモン療法の副作用について
2)血液検査と今後の予定について
次のようなコメントが有りました。

ホルモン療法の副作用について

私が伝える「副作用(症状)」について、H医師はちょっと疑っている(?)ようです。

H医師

薬を飲み始めて1ヶ月半、注射をして1ヶ月のような『短期間』で筋肉減少が起きたり、皮下脂肪が増えたりするようなことはないですよ。

でもなぁ「脚が疲れやすい」のも「お腹がポッチャリ」も事実だし。
私を励まそうとしている・・・と理解しておきますか。(笑)

カズヤス

結局、自分では「60代の筋肉が減りやすい時期にホルモン療法が重なっている」ために、筋肉現象とポッチャリが早めに起きているのだと解釈しています。
お医者さんの教科書どおりにはいかないこともありますよね。

血液検査の実施、今後の予定について

血液検査の実施

ホルモン療法に伴う体調の変化を確認するために、PSAを含む血液検査を行いました。

H医師

ホルモン療法の薬・注射の効果がキチンと出ていれば、PSAの値は 1.0前後、ひょっとすると1.0未満まで下がっているでしょう。
(血液結果は次回のホルモン療法2ヶ月目の診察の診察時に)

カズヤス

PSAの値は、前回は 11.934 なので、それが 1.0 前後になるなんて「夢のよう」で嬉しいです。でも、薬のおかげだからなぁ。

医者は「副作用が出るにはまだ早い」と言うけど、もしPSAの値がこんなに急激に変化しているなら、副作用くらい起きますよね。(笑)

今後の予定

飲み薬(30日分ずつもらっている)は、飲んで無くなる頃、クリニックに診察に行き、体調が悪くなければ、また30日分の薬を処方してもらいます。

H医師

例えば仕事の都合などで、数日間、薬を飲まない(飲めない)状況があってもそれほど気にしなくて良いです。
ただし、注射は、なるべく12週おきに打てるよう来院してください。

カズヤス

その日に薬が残っている量よりも、注射の日程を優先する、ということですね。

前立腺癌 ホルモン療法の費用(3割負担)

3回めの治療で、病院と薬局に支払った費用は次のとおりです。

支払先 今回の金額
クリニックに払った診察費用(血液検査を含む)
5,490円
薬局に支払った保険調剤費用
2,170円
合計
7,660円

ホルモン療法だけでの累計は次のとおりです。

支払先 今回の金額
クリニックに払った診察費用(血液検査を含む)
26,630円
薬局に支払った保険調剤費用
5,740円
合計
32,070円

カズヤス

癌の治療だから仕方ないですが、1回行くと7千円以上かかるのは、少々キツイですね。(笑)

ホルモン療法 ~1ヶ月めの感想 まとめ

カズヤス

前立腺癌ホルモン療法には、いろいろな副作用があります。
ひきつづき、体調をしっかり観察していきます。

今回行った血液検査の結果(数日かかる)は、来月の診察時に聞くのですが、PSAの値が 1.0前後になるなんてスゴイですね。

来月は、陽子線治療の医師への予約も入っているので、血液検査の結果を忘れず伝えたいと思います。