発売から4年以上経っても売れ続ける、読者の60%が「星5つ」の高評価をつけた良書
読者の60%が、星5つの高評価をつけた理由とは・・・?
カズヤス
がんの「告知後」「手術前」「手術後」「再発時」などのプロセスに分けて、がん専門医ならではの具体的・実践的なアドバイスが書かれており、がん患者やご家族が、ずっと手元に置いておきたくなる良書です。
本書籍は2018年6月16日の発売ながら、2022年9月現在もAmazon 売れ筋ランキング31位(ガン関連書籍)に入るロングセラー書籍です。
この書籍を読んだら分かること
カズヤス
医学的なアドバイスだけでなく、
・2週間を目安に気持ちを立て直す
・病院の信頼性はここを見て判断しよう
・主治医との相性はどう確認するか?
などの項目は、本当に役立つものでした。
ガンの告知を受けたとき、私も頭の中が真っ白になり、告知された内容が信じられず、かなり動揺しました。
相手は(ヘンな言い方ですが)プロの医者ですから「言葉づかい」や「治療の方針」に素直に納得できないのは「自分が間違っているのではないか?」と不安になったり、自分は間違っていないとしても「他の医者に相談するアテもない」と孤独を感じたりしました。
そんな時期にたくさん読んだ本の中の一冊がこの書籍です。
ガンの専門医が、主治医とは違った観点から「考え方」や「行動の仕方」を教えてくれるので、本書は「セカンドオピニオンのかたまり」と言えます。
本書の内容が「あなたの主治医の意見」と違っていたら、あなたには「新しい選択肢」が増えることになるわけです。
カズヤス
がんの「告知後」「手術前」「手術後」「再発時」など、がん患者のプロセス別に、がん専門医ならではの具体的・実践的なアドバイスが書かれており、がん患者やご家族がずっと手元に置いておきたくなる良書です。
ガンとわかったら読む本 目次
カズヤス
第1章 告知されたときに知っておくべき7つのこと
1)「がん=死」 の認識を改める
・誤ったイメージが植え付けられてきた
・ガンになっても6割の人は治る
・2週間を目安に気持ちを立て直す
2)病院選びを間違えない
・ 意識すべき3つのポイント
・ 病院の信頼性はここを見て判断しよう
・ 自宅からの距離はやっぱり重要
・ 最終的に自分で決断すること
3)主治医の専門性と治療方針をチェックする
・ 信頼できる主治医の探し方
・ 主治医との相性はどう確認するか?
・ 主治医に必ず確認すべき10項目
・ 治療法その場で決めてはいけない
・ ネットで情報を集める際の注意点
・ 他の患者やサバイバーから情報を得る
4)ガイドラインが正しいとは限らない
・ 三大治療のメリットとデメリット
・ ガイドラインに沿った治療法が示される
・ ガイドラインが絶対ではない理由とは?
・ ガイドラインに従うべきか熟慮を要するケース
5)「 先生にすべてお任せ」 ではダメ
・ セカンドオピニオンをとるべきか?
・申し出るタイミングと別の病院の選び方
・ セカンドオピニオンにはデメリットもある
6) 非標準治療を過信するのはハイリスク
・ 標準治療か、非標準治療か
・ 代替医療だけに頼ると死亡率が高まる
・ 治療の主体はあくまで自分自身
7) 余命は聞くな
・「 余命3ヶ月= あと3ヶ月の命」 ではない
・ ステージ4から克服する人は意外と多い
・< 参考資料> 信頼できるガンの本とウェブサイト
第2章 手術前にしておくべき7つのこと
1) 手術ができることにまず感謝する
・ 麻酔や手術に耐えられるのは喜ばしいこと
・ 必要以上に怖がらなくていい
・ 手術に向けていかに準備できるかが重要
2) 手術日まで安静にするな
・ ガンに安静はむしろ弊害
・ 術後の感染症や合併症を防ぐ「プレ・リハビリ」
・ 手術前からスクワットを始めよう
3) タンパク質を意識的に摂取する
・ 術前の玄米菜食やゲルソン療法はNG
・ 食欲がなくてもタンパク質がとれるレシピ
・ プロバイオティクスで腸内環境を整える
4) 体をしっかりとデータ管理する
・ 栄養状態の 指標「PNI」とは?
・PNI の値が低い人ほど予後が悪くなる
・ 持病の対策・コントロールも忘れずに
5) 忘れてはいけない口腔ケア
・ 口腔内の細菌が術後の合併症を招く
・ 2週間の禁煙でも合併症は減らせる
6) ガン治療の大敵「サルコペニア」に注意
・ 死亡率が2~3倍に高まる
・ サルコペニアが疑われるサインとは?
・ サルコペニアを防ぎ改善する方法
7) 完治の具体的なイメージを描く
・ガンが根治した未来の自分を思い浮かべる
・ アファメーションの勧め
・ 手術前にやるべき10ヵ条
第3章 手術後に心がけるべき7つのこと
1)手術翌日から離床を目指せ
・ 術後も安静にしていてはいけない
・ 1日でも早く退院することを目標に
・ がんの再発を防ぐ生活習慣とは?
・ 早期の社会復帰が治療の効果を上げる
2) 抗がん剤と上手に付き合う
・「 抗がん剤=毒」 のイメージはどこから来たか?
・ 大きく変貌する近年の抗がん剤治療
・ 新しい抗がん剤「分子標的治療薬」
3) 気づきの重要性に気づく
・ ガンの否定的な側面にとらわれない方法
・ ガンになってよかったことリスト
・ 自分の役割を放棄しない
・ ガンになった原因をもう1度考えてみる
4) 免疫力を自分で高める
・ ガン細胞と戦う免疫のメカニズム
・ ストレスを減らす7つの方法
5) ガンを再発させない食事
・ 手術後は糖質を減らして野菜を増やす
・「ゆるい糖質制限食」がおすすめ
・ 抗ガン作用の強い野菜ベストテン
・ 夜間の絶食時間を13時間以上保つ
6) 不当に高いサプリメントには手を出すな
・ 怪しい「がんビジネス」に注意しよう
・ ガンの治療効果を高める4つのサプリメント
・ 筋肉の維持増強に役立つサプリメントも活用
7) もし再発してもあきらめない
・「ガン再発=死が近い」の認識を改める
・ 再発ガンにも対応可能な治療が増えた
・ 治療が効かなかったガンを叩く夢の薬
・ ガンは個別化医療の時代へ
・ 今までの努力には意味と意義がある
この書籍の著者について
本書は、
・YouTube「がん情報チャンネル・外科医 佐藤のりひろ」(登録者数 16.1万人)
・ブログ「がん」をあきらめない人の情報ブログ 外科医による「がんに負けない心と体の処方箋」
でおなじみの、外科医・がん専門医 佐藤典宏先生の著書です。
佐藤典宏(さとうのりひろ)氏
1968年、福岡県生まれ。
93年、九州大学医学部卒業。
外科医として研修後、九州大学大学院へ入学。
学位(医学博士)を取得後、2001年から米国ジョンズ・ホプキンズ大学医学部に留学し、ガンの分子生物学を研究。
06年より九州大学腫瘍制御学助手、
12年より産業医科大学第1外科助教を経て、現在は産業医科大学第1外科講師、外来医長。
膵臓ガンを中心に1000例以上の外科手術を経験し、日本外科学会、日本消化器外科学会専門医・指導医の資格を取得。
外科医としての経験、研究者としての知識、及び日本の医療の利点・欠点を踏まえた独自の視点から、患者本位のガン治療を目指している。
ガンの患者に役立つ情報を提供するため、16年にブログを開設。月間10万ページビューを超える人気ブログとなっている。
この書籍は、こんな方におすすめです!
著者である佐藤典宏氏が、次のような方に読んでいただきたいと書いておられます。
- ガンの告知をうけて落ち込んでいる人
- ガンの治療法の選択で悩んでいる人
- セカンドオピニオンを考えている人
- ガンの手術を控えた人
- ガンの手術を受けた人
- 抗ガン剤治療中の人
- ガンの再発・転移を防ぎたい人
- ガンが再発した人
- ガンに効く食事療法やサプリメント(栄養補助食品)を探している人
発売から4年以上経っても売れ続け、読者の60%が「星5つ」の高評価をつけた良書、ぜひあなたもお読みください。