こんにちは! カズヤスです!
1年め8月8日 前立腺癌のホルモン療法(内分泌療法)がいよいよ始まりました。
陽子線治療を担当していただく医師の指示により、これから2年間、ホルモン療法を続けて受けていきます。
ホルモン療法は、地元の泌尿器科のクリニックで行います。
カズヤス
- ホルモン療法の内容
- 私が処方された薬・注射
- ホルモン療法中に、私が感じた副作用
などを記録します。
前立腺癌 ホルモン療法の内容
私の前立腺癌 ホルモン療法は、2年間にわたって
- 毎日、薬を1錠 飲む
- 12週ごとに注射をする
まずは2週間、薬を飲んで、体調の変化を見た上で注射をします。
もちろん、半年後に予定している前立腺癌の陽子線治療が前提です。
前立腺癌のホルモン治療、私が処方された薬
私が処方されたのは、ビカルタミド80mgという薬です。
これを1日1錠服用します。
ビカルタミドは「前立腺疾患の治療に用いる薬で、細胞の増殖を抑える薬」で、カソデックス(アストラゼネカ社)という薬のジェネリック医薬品です。
薬を飲むタイミングは、朝・昼・晩・寝る前などいつ飲んでも良いが、毎日同じタイミングで服用するように言われました。
カズヤス
前立腺癌のホルモン療法、薬の副作用は?
ビカルタミドの副作用について、「薬局でもらう添付書類に書かれている内容」と「医師から説明された内容」をそれぞれ書いておきます。
薬の添付書類に書かれた副作用
ビカルタミドの副作用として、薬の添付書類には
- 体がだるい
- 食欲不振
- 吐き気
- 嘔吐
- 皮膚のかゆみ
- 白目や皮膚が黄色くなる
医師から説明された薬の副作用
医師からは「女性の更年期障害」と同じような症状が副作用として現れる可能性があると説明されました。
女性の更年期障害の原因は、更年期(45歳~55歳くらい)の女性の体内で、女性ホルモンが急激に減少してホルモンバランスが乱れること。
前立腺癌のホルモン療法を受けることで、私の体内でも「ホルモンバランスが急激に変わる」ため、女性の更年期障害と同様の症状が現れる可能性があるそうです。
具体的な副作用は、
- 気分が悪い
- ホットフラッシュ(のぼせ、ほてり)
- 性欲減退
- うつ気分になる
- ハイな気分になる
- ぽっちゃりする(皮下脂肪が増える)
- 筋肉が減る
- 骨が弱くなる
- お乳が張る
- 乳房が大きくなる など
カズヤス
しかし、前立腺癌の治療のためであれば仕方ないですね。
やるしかありません。(汗)
最初の2週間で、私が感じた薬の副作用
カズヤス
倦怠感
薬を飲みはじめてすぐ感じたのは「倦怠感」です。
充分眠ったのに、朝起きたときに、少し体がだるいような気がしました。
ただ、現時点では薬の副作用なのかどうかはよく分かりません。
その程度のだるさです。
筋肉の減少?
上記の「倦怠感」と同じかも知れませんが、脚がとてもだるいと感じました。
階段を昇るときは体重が1.5倍に増えたかのように登りにくく、逆に階段を降りるときはいつもよりスピードが速くなってしまいます。
買い物やウォーキングでは、5000歩ほど歩いたところで、脚(特に太もも)がとても疲れて歩きたくなくなりました。足の筋肉、特に太ももの筋肉が落ちたように感じます。
カズヤス
便秘
朝の排便時に、便が非常に出にくかった。
こんなことは、何十年もなかったことです。
力み過ぎて、コメカミの血管が切れるのでないかと思ったほどでした。
性欲減退
自分の体調を考えていたら、ふと「性欲が少ないんでないの?」と思い当たりました。
例えば、素敵な女性や、肌の露出が多い女性に目が行ってしまうことがありますが、薬を飲みだしてからはそのような気分に全くなりませんでした。
私の事前予想では「性欲減退」は、薬の副作用などで気分が悪くなり、その結果として起こるものかと思っていました。
例えば「頭痛のせいで性欲どころではない!」みたいな予想です。
カズヤス
しかし実際には、気分は悪くなくても、メーターがす~っと下がるように「性欲減退」が起きたのです。
ホルモン療法の薬の効果が短期間で出たのか、たまたま体調がそうであったのか?はよく分かりませんが、性欲減退を感じました。
皮膚のかゆみ
ホルモン療法開始後、2週間経つ頃に皮膚のかゆみが現れました。
ちょっと肩がかゆいな、ちょっと腕がかゆいな、ちょっと首が、、、と時々なって、明らかに回数が多い。
地味~な副作用なので、気づくのが遅れたのかも知れません。
その他の副作用
「ホルモン療法を行うことで前立腺は小さくなる」と聞いたことがあります。
私は前立腺肥大ぎみで、オシッコに勢いがなくなっていたのですが、心なしか少~しだけオシッコが出しやすくなったような気がしています。
カズヤス
ホルモン療法の副作用に関する医者の話をジックリ聞いて、このブログに書くために自分の体をしっかり観察したために、最初の2週間でいろいろな副作用(というか現象)が起きたと感じたのでしょう。
前立腺癌のホルモン療法は「何が起こるかわからない玉手箱」のようですね。(笑)実際には副作用なのですが・・・。
今後も、体調の変化に留意して、副作用が出たら記事にしていきます。
前立腺癌 ホルモン療法の費用(3割負担)
今回の治療で、クリニックと薬局に支払った費用は次のとおりです。
支払先 | 今回の金額 |
---|---|
クリニックに支払った診察費用(血液検査を含む) |
5,120円
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薬局に支払った保険調剤費用 |
1,290円
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合計 |
6,410円
|
カズヤス
血液検査を行ったので少し高額となりました。
ホルモン療法 ~最初2週間の感想 まとめ
カズヤス
それは、仕事に支障が出るような症状(気分が悪くなったり、体がほてったり等)が出るのではないかと心配だったからです。
私の場合、実際には、どれも日常生活に支障をきたすような症状ではなく、気にならない程度と言えます。
今後も、自分の体調の変化があれば、記事に書いていきます。